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元魚町商店街
元魚町商店街について岡山県津山市の元魚町商店街は、津山銀天街やソシオ一番街と並んで、中心市街地の動きを受け止めてきた商店街のひとつです。近年の話題としては、旧マルイ本店前に「第2津山まちなか博物館」が移転オープンし、街歩きの途中で立ち寄れる小さな文化の拠点のような存在になっています。商店街のまわりには、長く積み重ねられてきた商業の記憶と、今の取り組みが同居しています。古い商店街の歩みをたどると、元魚町を含む津山の商店街では、昭和期にアーケードの整備や土曜市、各種の催しが行われ、街を行き来する人のための工夫が続けられてきました。そうした流れの上に、現在の元魚町商店街の活動が重なっています。第2津山まちなか博物館の移転オープン元魚町商店街の旧マルイ本店前に移転オープンした「第2津山まちなか博物館」では、B'zに関連するアイテムや、縄文時代から現代に至るまでの歴史的遺物が展示されています。音楽にまつわる資料と、長い時間をたどる展示が同じ場所に並ぶことで、商店街の一角に少し不思議な重なりが生まれています。公開は毎週土曜日の午前11時から午後3時までで、入場は無料です。買い物の途中に少し足を止めて、展示をのぞくような使われ方が想像しやすい場所です。商店街の中に、こうした個人で運営する博物館が入っていることは、元魚町の今の表情をよく示しているように見えます。商店街で続くイベントの動き元魚町商店街は、津山銀天街と合同で「金曜マーケット」を開くなど、周辺商店街と足並みをそろえた取り組みも行っています。2026年7月17日には、津山郵便局本局前で津山銀天街・元魚町商店街合同「金曜マーケット」が開かれ、マルホ商店、早瀬豆腐店、ステーキサンド「ファボリ」、創作カレー「チムニー」などが出展しました。季節限定の出店者もあったとされ、会場には日常の延長にある市のような雰囲気が重なっていたようです。また、2023年11月12日には、ソシオ一番街や津山銀天街とともに「第5回 県北うまいもん大集合!うまいもん商店街!」が行われました。高校生が企画・運営するグルメイベントで、岡山県北部の食を紹介し、つなぐことが目的とされています。こうした催しは、商店街を単なる通過点ではなく、食や人の動きが交わる場として見せています。昭和から続く商店街の記憶津山の商店街の歩みをたどると、元魚町の周辺には、明治期の市や、昭和期の誓文払い、土曜市、アーケード整備など、街を明るく保とうとする工夫が重なってきたことがわかります。昭和38年には、津山銀天街、一番街、本町二丁目、坪井町などで順次アーケードが新築され、商店街の景観も更新されました。平成4年頃の元魚町商店街では、古本を集めたフリーマーケットが行われたことがあり、銀天街では生けすでうなぎを釣る催しやカブトムシの展示、各商店街での抽選会など、それぞれに色の違う企画があったと伝えられています。にぎやかな催しの記憶は、今も街の説明に欠かせない要素です。今の元魚町を歩くと元魚町商店街は、派手な観光地というより、地域の営みがそのまま見える商店街です。新しい企画が入る一方で、古い商店街らしい時間の層も残っています。第2津山まちなか博物館のような個人運営の場ができ、合同マーケットのような連携も続いていることで、街は静かに更新されているように見えます。商店街の記録をたどると、そこには店の並びだけでなく、催しを工夫しながら街を支えてきた人たちの姿も浮かびます。元魚町商店街は、そうした積み重ねの上に、今も小さな展示や市を受け入れながら、津山中心部の一角に立ち続けています。
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大豊商店街
豊橋駅近く、水路の上に続く商店街愛知県豊橋市の大豊商店街は、豊橋駅の南側にある「水上ビル」の一角として知られています。ビルの下には牟呂用水が流れており、水路の上に商店街が立つ構成は、この場所ならではの景色です。昭和39年に大豊ビルが完成し、その後に周辺のビルも加わって、現在の水上ビルのかたちが整いました。通りを歩くと、古くから続く商店街の空気の中に、新しく入った店の表情が混ざっています。昔ながらの看板や建物の重なりと、若い世代が手がける新しい店の並びが同居していて、街の時間の層がそのまま残っているように見えます。新旧の店が混ざる、現在の大豊商店街入力された声の中でも、「古い商店街ですが新しくオサレなお店も入ってる」という印象が繰り返し語られていました。実際、大豊商店街は一時期、空き店舗が目立つ時期があったものの、近年は新しい動きが増えているようです。空き店舗の活用やイベントの開催をきっかけに、飲食店や雑貨、アンティークに関わる店などが少しずつ入り、商店街全体の表情が変わってきました。こじんまりとした店も多く、見過ごしてしまいそうな入り口の先に、小さな個性が詰まっている印象があります。水上ビルという独特の建物の構成そのものも、この商店街を印象づける要素です。下を用水が流れるため、一般的なアーケード街とは少し違う、立体的な街並みになっています。雨をしのぎながら歩ける街角「雨もある程度凌げるしいい感じ」という感想にもあるように、水上ビルの商店街は天候の影響を受けにくい歩きやすさがあります。完全な屋内通路ではありませんが、建物の連なりが雨の日の街歩きを支えてくれる場所として受け止められているようです。また、商店街では「雨の日商店街」というイベントも行われてきました。アンティークの物販を中心に、雑貨や飲食店が空き店舗スペースを使って出店し、統一感のある装飾で街並みをつくる取り組みです。こうした催しが、商店街の空気を少しずつ変えてきたことがうかがえます。カレーとチャイが似合う、小さな店入力テキストには、水上ビル内のこじんまりとした店で食べたインドカレーの感想もありました。日本人が作るインドカレーで、「カレーも副菜もお米も」バランスがよく、スパイスの使い方が印象に残ったようです。何度でも食べたくなる味わい、という表現からは、派手さよりも整った満足感のある一皿だったことが伝わります。食後には、熱々のチャイやひんやりしたラッシーも合うようです。デザート感覚で楽しめる飲み物として紹介されており、商店街の中でひと息つく時間のイメージが浮かびます。水上ビルの中にある小さな店ならではの、落ち着いた食事風景です。イベントがつなぐ商店街の今大豊商店街では、独自のイベントや情報発信の取り組みを通して、商店街全体のつながりをつくろうとしてきました。2025年には商店街情報管理プラットフォームの本格導入も進み、店舗やイベントの情報をまとめて伝える仕組みが整えられています。過去には「DAIHOUつながるマーケット」や、まちなか広場と連動した催しも行われてきました。2025年の催しについては「大盛況」「あちらこちらで行列」といった声もあり、商店街の中で人の流れが生まれる場面があったことがうかがえます。水上ビルという街の記憶大豊商店街は、単なる買い物の場所というより、豊橋のまちなかで積み重なってきた時間を感じる街角です。戦後の市街地再建、商店街の形成、空き店舗の増加と再びの動き出しまで、街の変化がそのまま建物の層に残っています。「どっから見てもかっくいい」と表現された水上ビルの姿は、機能だけでは説明しきれない存在感があります。牟呂用水の上に立つという成り立ち、古い商店街に新しい店が入る現在の様子、そしてイベントや小さな飲食店が重ねる日常。そのすべてが、大豊商店街を豊橋駅近くの印象的な街角として形づくっています。
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ソシオ一番街
ソシオ一番街とは岡山県津山市のソシオ一番街は、京町通りから天満屋まで続くアーケード街です。津山駅から北へ約1キロメートル、全長約200メートルの区間に広がり、かつてはパティオ一番街の名で知られていました。現在は「親しみやすく感じのいい商店街」「きれいな商店街」「高齢者にやさしい街」をコンセプトに掲げ、城下町の中で商店街の役割を続けています。昭和38年4月に設立され、平成7年3月24日に現在のソシオ一番街としてオープンしました。商店街の歴史をたどると、長く地域に根を下ろしてきた通りであることがうかがえます。店舗が並ぶアーケードの風景ソシオ一番街には、バッグや靴、メガネなどのファッション店をはじめ、飲食店、民芸品店、仏具店、書籍店、文具店、銃店、整体院、子供学習教室、貸衣装店など、幅広い業種の店舗が並びます。現在営業している店舗は半数ほどと案内されており、にぎやかさだけではなく、空き区画や静かな時間帯も含めた、今の商店街らしい姿が見えてきます。レビューでは、お仏壇屋さんが多く、線香の香りがアーケード街に漂っていたという印象も寄せられていました。買い物の通りでありながら、仏具店のある街ならではの落ち着いた空気が重なっているようです。人通りと街の表情訪れた人の記録には、コロナ禍の時期に人通りがかなり少なかったこと、平日には15時ごろに閉まる店もあり、通りが通路のように感じられたことが書かれています。商店街の風景は、営業する店の並びだけでなく、時間帯や季節、社会の状況によっても表情を変えます。ソシオ一番街も、その時々の人の流れによって印象が大きく変わる場所だといえそうです。一方で、別の記録ではイベント時に自転車で入ってしまい、通行のルールを強く注意されたという体験もありました。商店街ではイベント開催時に通行方法が変わることがあるため、普段の通り方とは違う場面があるようです。日常の通り道と、催しの場としての顔が重なっていることがわかります。イベントで変わる商店街ソシオ一番街では、年間を通じてさまざまなイベントが行われています。案内されている催しには、「おかみさんのひな祭り」「ソシオのフリーマーケット」「地ビールフェスタ」「毎月一日のソシオの特価デー」「ちびっ子ガラポン抽選会」などがあります。2026年の開催イベントや、2025年の開催イベント情報も公開されており、商店街が継続して催しを組み立てていることがわかります。イベントの様子としては、お雛様を店ごとに展示して街をめぐる催しや、春と秋に行われるフリーマーケット、地ビールの飲み比べを楽しむ催しなどが紹介されています。地域の店と来街者が、買い物以外のかたちでも接点を持つ場になっているようです。ただし、レビューにはイベント時の露天商の商品写真と実物が違って見えたという声もありました。催しのにぎわいの中では、出店内容や見え方に対する受け止めもさまざまです。商店街を支える場所と取り組みソシオ一番街には、まちなかさろん再々という多目的スペースがあり、2017年にはつやままちライブラリー@まちなかさろん再々も開設されました。買い物の通りに加えて、地域の活動やまちづくりの拠点としての役割も担っています。また、ソシオ一番街のフラッグはトライフープ岡山から提供されたと案内されており、地元スポーツチームとの関わりも見られます。さらに、美作高等学校の生徒によるキャラクターデザイン案の紹介もあり、商店街の外からも関わりが生まれていることが伝わります。いまのソシオ一番街を歩くソシオ一番街は、店舗数やイベントの情報だけでなく、静かな時間帯の空気も含めて記録しておきたい商店街です。アーケードの下には、仏具店の香りや、店先の掲示、催しの設営、日常の通行といった要素が折り重なっています。津山の城下町にある約200メートルの商店街として、ソシオ一番街は今も地域の通りであり続けています。営業する店、閉じている店、イベントの日の賑わい、そのどれもがこの街角の現在地を形づくっているようです。
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国立ダイヤ街商店街
谷保駅近くに残る小さな商店街国立ダイヤ街商店街は、東京都国立市の谷保駅近くにある商店街です。谷保の街並みの中でも、昭和レトロな雰囲気を色濃く残す場所として知られています。商店街は約50メートルの長さを持つ小さな3つのアーケードで構成されており、縦に2本の通りがあるというつくりも特徴的です。国立駅周辺の洗練された空気とはまた違い、ここには日常の気配がそのまま残っています。アーケードに残る街の温度天井のあるアーケードは、雨や冬の冷たい風をやわらげてくれます。薄暗さを含んだ通りには、どこか場末感のある落ち着きもあり、派手さよりも生活の手触りが前に出ています。レビューの中でも、昭和レトロの香りや、人の気配が近い空気が印象として挙げられていました。大型商業施設のような効率の良さとは違い、足を止めて歩くことで見えてくる街の表情があります。並ぶ店と、残る日常商店街には、お肉屋さん、魚屋さん、薬局、靴屋など、昔ながらの店が並んでいます。お惣菜の焼ける匂いや、昔ながらの品揃えに触れられることも、この場所の記憶を支える要素になっています。また、「小鳥書房」という地元の本屋さんもあります。本屋でありながら小さな出版社としても活動しているのが特徴で、独自の編集スタイルで本をつくっていると紹介されています。こうした店があることで、商店街は単なる買い物の場だけでなく、地域の表現や文化が交わる場所にもなっています。にぎわいと静けさが同居する風景一方で、商店街全体については、やや活気がないという見方や、40年ぶりに訪れてかなり寂しくなっていたという感想もありました。谷保駅北口の右側に広がるこの一帯は、かつての賑わいを知る人にとって、時間の流れを強く感じる場所なのかもしれません。それでも、個人商店が元気に営業している様子や、店主との何気ない会話に心が温まるという声もあります。賑やかさだけでは測れない、街の持続の仕方が見えてきます。谷保という街の中で国立市の市内商店会マップでも、国立ダイヤ街は市内の商店会の一つとして案内されています。谷保のまちには、北口商店会をはじめとする複数の商店街があり、それぞれに違った表情があります。ダイヤ街はその中でも、規模は小さくても記憶に残る通りです。昭和の名残、アーケードの陰影、個人商店の並び方。そのどれもが、谷保の暮らしの層の一部として静かに残っています。歩いて感じる、街角の記録国立ダイヤ街商店街は、華やかな観光地というより、地域の日常が積み重なってできた街角です。効率重視の移動の途中で通り過ぎるより、少し立ち止まって眺めることで、この場所らしさが見えてきます。国立市の中でも、谷保駅近くで昭和レトロな商店街の空気を感じたいとき、ダイヤ街は印象に残る一角です。古いものがそのまま残っているというより、今もなお商いが続き、街の時間が更新されている場所として受け取るのが似合っているように思えます。
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宮町商店街
燕市の定例会見と商店街の案内から見えること燕市の2025年2月28日定例会見では、暮らしを支える基盤整備から地域産業、若者の活動、商店街の取り組みまで、幅広い話題が並びました。市の発表資料には、燕市・弥彦村統合浄水場の竣工式、市民後見人の誕生、金属洋食器の共同受注事業、スマート農業の成果発表会、職員採用試験の前倒し、まちあそび部の卒業式、DX活用事例紹介セミナー、そして商店街での国際交流イベントなどが記されています。一方で、燕市商店連合会の案内ページには、ものづくりの街「つばめ」を支えてきた専門店集団としての姿が紹介されています。中ノ口川に沿うメインストリートから郊外まで、50あまりの物販・飲食店が加盟しているとされ、昔から地域で商売を営む店と、近年新しく店を開く若い世代が同居する、燕らしい商店街の様子がうかがえます。燕市・弥彦村統合浄水場の竣工式市の発表によると、燕市と弥彦村は平成31年4月に水道事業の広域連携を実現し、水道部門を統合した燕・弥彦総合事務組合水道局を運営してきました。今回、約4年間の工事を経て、県内最大規模の膜ろ過浄水場となる「燕市・弥彦村統合浄水場」が完成し、4月1日から本格稼働するとのことです。本格稼働に先立ち、3月23日には竣工式が執り行われる予定とされています。長く続いた工事の節目を迎え、水道水の供給体制が新たな段階に入ることが示されています。地域の生活に欠かせない施設だけに、静かな設備の更新であっても、その意味は大きいものとして受け止められます。市民後見人の育成と、地域で支える仕組み健康福祉分野では、燕市独自の市民後見人養成講座を修了した3名が、新潟家庭裁判所から成年後見人として選任され、県央地域で初めての市民後見人として活動を始めるとされています。市では、増加する権利擁護支援ニーズに応えるため、令和5年度から福祉従事者等を対象にした養成講座を開始してきました。成年後見制度というと制度名だけが先に立ちがちですが、ここでは地域の中で支援を担う人材を育て、活動後もフォローアップ研修などで支える流れが示されています。制度をつくるだけでなく、続ける仕組みを整えることに重きが置かれている点が印象に残ります。地場産業を支える金属洋食器の共同受注事業産業面では、日本金属洋食器工業組合によるナイフの自動研削加工の共同受注事業が3月から始まると発表されました。市の補助制度を活用して自動研削機械を導入し、組合内の受発注を一括して担うことで、職人不足への対応と安定的な製品供給を図る内容です。燕市は金属洋食器の全国シェア90%を超えるとされており、こうした取り組みは地場産業の供給網を支える一つの動きとして紹介されています。職人の技と機械設備の組み合わせによって、産業の基盤を次代へつないでいこうとする姿勢が見て取れます。スマート農業の実証と成果発表会農業分野では、農業用ドローンによる水稲直播や梨の溶液受粉の実証実験が、市内農業法人と連携して進められてきたことが伝えられています。その成果発表会が3月21日に燕市役所で開かれ、最新ドローンの展示やデモフライトも予定されているとのことです。実証の結果を共有し、事例の横展開につなげるという流れは、農業のスマート化を地域全体で進めようとする試みとして整理できます。田畑に近い暮らしと、先端技術の導入が同じ市の中で並んでいることが、燕市の産業風景の一面を形づくっています。商店街で開かれる国際交流イベント注目を集める取り組みのひとつが、「つばめの商店街でジャパニーズカルチャーフェスティバル」です。3月23日に、穀町、宮町、仲町の3つの商店街で初開催され、茶道、書道、花道(華道)などの日本文化を、市内外の外国出身者とともに体験できる内容とされています。燕市商店連合会とつばめまんなか商店街の協力のもとで行われるこの催しは、買い物や通行の場としての商店街に、体験と交流の要素を重ねるものです。あわせて運営ボランティアも募集されており、商店街を日常の場としてだけでなく、地域の人が関わり合う場として使っていこうとする動きが感じられます。燕市商店連合会が伝える、街の重なり燕市商店連合会の紹介では、商店街は「昔から地域で商売を営むお店」と「若い世代が新しいお店を開く」場が重なり合う地域だとされています。加盟店は物販や飲食を中心に50あまりあり、商店街は単なる通りではなく、店主の個性や品揃え、地域との関係が積み重なる場として描かれています。また、公認キャラクターの燕太くんの存在も案内されており、商店街の情報発信や親しみやすさを補う役割を担っているようです。お知らせ欄にはスピードくじや季節の催し、各店のフェアなどが並び、日々の営業と行事が重なりながら街の表情をつくっている様子が見えます。まちの記録として今回の定例会見と商店街の案内をあわせて見ると、燕市では、インフラ、福祉、産業、農業、若者活動、国際交流、商店街の運営といった分野が、それぞれ別々でありながら、地域の暮らしを支える一続きの流れとして動いていることがわかります。大きな施設の竣工から、商店街での小さな体験イベントまで、まちの更新はさまざまな規模で進んでいます。燕市の街角には、昔ながらの商いの気配と、新しい取り組みを受け入れる柔らかさが同時に息づいているようです。
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下御門商店街
もちいどの商店街から続くアーケード奈良市の下御門商店街は、もちいどの商店街から南へ続く全長約88メートルのアーケード商店街です。短い通りながら、観光地としての顔と、日常の買い物の場としての顔が重なって見える場所でした。商店街の案内によると、下御門町は古く、奈良時代には興福寺の境内にあったとされ、当時の僧坊の名称に由来するといわれています。興福寺や東大寺、春日大社の門前町として自然に市が育ち、江戸中期には現在の商店街の賑わいの形ができていたという説明もあり、この一帯が長い時間をかけて街の流れを受け止めてきたことがうかがえます。今の通りに残る新旧の景色実際に歩くと、歴史のある店が並ぶ一方で、若い世代が新しい店を出している様子も見られ、新旧が混じり合った印象があります。シャッターの下りた区画があるという声もありましたが、それも含めて、街が一度役目を終えたのではなく、少しずつ形を変えながら続いているように感じられます。アーケードの下は、強い日差しや雨を避けながら歩けるつくりで、通り全体の距離感もつかみやすいです。2〜3分ほどで通り抜けられるという印象もあり、立ち寄って少し様子を見るにはちょうどよい長さです。観光の途中に組み込みやすい一方で、通りの短さゆえに、店先や看板、建物の雰囲気が印象に残りやすい商店街でもあります。商店街の個性をつくる店舗と雰囲気公式サイトの店舗案内を見ると、飲食店、菓子店、カフェ、雑貨、文具、衣料や手づくりの店など、さまざまな業種が並んでいます。肉まん専門店やおにぎり屋さん、焼き芋専門店のような食べ物の店がある一方で、時計眼鏡院、郵便局、ハンドメイドや刺し子の店などもあり、観光向けの通りでありながら、商店街としての幅も保っているようです。「観光地なのにお値打ちなお店が並ぶ」という感想もあり、華やかな観光通りというより、日々の買い物や軽い食事を支える実用的な顔が目立ちます。ならまちの空気を感じながら、休憩や買い物を挟んで歩けるのが、この商店街の過ごし方のひとつになっているようでした。坂道をいかした取り組み下御門商店街の特徴として、高低差が約5メートルある坂道が挙げられています。この地形をいかして、全長80メートルの流しそうめん大会「しもみかど流しそうめん」が2012年から始まったとのことです。商店街の地形そのものを催しに結びつけている点に、この場所らしさがあります。ほかにも「写真でつづるしもみかど商店街」や「SHOW天GAI∞(ショウテンガイエイト)」など、地域活性化につながる取り組みが行われてきました。アーケードの整備や周辺環境の変化とあわせて、商店街が現在の姿へ少しずつ更新されてきたことが感じられます。ならまち散策の途中で下御門商店街は、ならまちの中心部へつながる入口のような位置にあります。周辺には元興寺や南市恵毘須神社、ならまちセンターなど、奈良の歴史や暮らしに触れられる場所が集まっており、商店街を起点に周辺を歩く流れがつくりやすいです。日曜日の夜は人が少なかったという声もあり、時間帯によっては静けさが前に出ることもあるようです。にぎわいの強さだけではなく、夕方以降の落ち着きや、通りに残る余白も含めて、下御門商店街は記憶に残る場所だと感じます。短い距離の中に、長い歴史と今の営みが折り重なっている商店街でした。
Read more写真のあるアーケード街
写真が登録されている商店街から、街並みやアーケードの雰囲気を確認できます。