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本町商店街
本町商店街について本町商店街は、兵庫県姫路市でJR姫路駅から姫路城へ向かう途中にあるアーケード商店街です。みゆき通り商店街を抜け、国道2号線を越えた先から大手前公園まで続いており、姫路駅前から城下へ伸びる街歩きの流れの中にあります。短い区間ながら、昭和を思わせる空気が残る通りとして語られることが多く、写真や口コミでも「みゆき通りからつながって姫路城へ」「昭和を彷彿とさせる商店街」といった印象が見られます。大きな観光動線の一部にありながら、少し時間がゆっくり流れているように感じられる場所です。通りの雰囲気本町商店街は、にぎやかな駅前の通りから少し表情が変わる商店街です。古い店舗が目に入りやすく、ノスタルジックな雰囲気や昭和レトロな印象を受けるという声がありました。一方で、お店の数はそれほど多くないという感想もあり、通り全体には静かな区画も含まれています。そのため、いわゆる「商店街の活気」を求めて歩くと、少し落ち着いた印象を受けるかもしれません。ただ、古い看板や建物の並び、アーケードの下に続く景色には、姫路の街が積み重ねてきた時間がそのまま残っているようにも見えます。観光地へ向かう途中の通りとしてだけでなく、街の記憶をたどる場所として歩くと見え方が変わりそうです。商店街で見られるもの口コミの中では、古書を扱う岩崎書店の名前が挙がっていました。今では手に入りにくい本が並んでいるという紹介があり、本や紙ものに触れたい人にとっては印象に残る一角のようです。また、奈良で江戸時代から続いていた豊住書店が一日だけ復活したという話題にも触れられており、商店街の中で紙の文化や書店の記憶が重なっていることがうかがえます。一方で、観光客の目線では食事処を探したくなるという声もありました。商店街としての役割を持ちながらも、現在は店舗の構成や人の流れにばらつきがあり、昔ながらの店と空いている区画が混ざった、現実的な街の表情が残っています。姫路駅と姫路城を結ぶ道の途中で本町商店街は、JR姫路駅北口から姫路城方面へ向かう流れの中で、みゆき通り商店街の先に現れる通りです。姫路駅前の大手前通り、歩行者専用のみにゆき通り、そして国道2号線の北側に続く本町商店街というつながりがあり、城下町へ向かう歩行ルートの一部として位置づけられています。そのため、観光で姫路城を目指す途中に自然と通ることができます。駅と城のあいだをつなぐ商店街でありながら、通過するだけではなく、少し立ち止まって店先や通りの空気を眺めたくなる場所でもあります。歩いて感じる街の記録本町商店街は、華やかな見せ場が前面に出るタイプの場所ではありませんが、古い商店街らしい輪郭がしっかり残っています。短いアーケードの中に、昔ながらの店、静かな区画、そしてところどころに残る個性的な風景があり、街の変化をそのまま感じさせます。姫路城の近くにありながら、観光地らしい整った景色だけでなく、日常の延長にある商店街の姿が見えるのもこの通りの特徴です。駅前のにぎわいから少し離れ、城下へ向かう途中で、姫路という街の別の表情に触れられる場所として覚えておくと、散策の印象も変わってきます。
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桃谷本通商店街
JR桃谷駅のすぐ先にあるアーケード街桃谷駅前商店街は、JR桃谷駅の南側から東へ伸びる商店街です。駅を出てすぐガード下からアーケード街へ入れるため、雨の日でも歩きやすい構造になっています。駅前から続く商店街は、桃谷駅前商店街を起点に、さらに東へと4つの商店街が連なっていく流れの一部でもあります。商店街は幅がやや狭く、坂道になっている区間もあります。距離としてはそれほど長くないものの、店の並びや路地の見え方に変化があり、歩いていると通りごとの表情が少しずつ変わっていきます。夕方や日曜に見える、街の静けさ今回の印象では、夕方5時ごろになると閉まっている店も目立ちました。日曜に歩いた際にも、営業している店と閉まっている店が入り混じり、薄暗い雰囲気がありました。一方で、ソウル屋台のように開いている店もあり、商店街の中に日常の気配が残っています。こうした時間帯によって見え方が変わるところも、桃谷駅前商店街の現在の姿として印象に残ります。にぎやかな時間帯だけでなく、少し静かな時間の空気も含めて、商店街の表情になっています。いくつもの店が並ぶ、生活のための通り商店街には、ファッション関連、飲食、食料品、日用雑貨、医療機関など、約60店舗が並んでいると案内されています。古くからの店と新しい店が混在し、空き店舗はほぼないとされています。そうした構成から、観光向けというよりは、周辺で暮らす人たちの生活を支える通りとしての性格が強く感じられます。商店街のキャラクター「ももたん」も案内されており、季節のイベントなどに登場することがあるようです。桃谷の地名にちなんだゆるやかな存在として、商店街の空気をやわらかくつないでいます。商店街で見かける個店の顔ぶれ商店街の紹介では、入口近くのパン屋「鳴門屋」、喫茶店の「café MANDERIN」、新しくオープンした「中国史カフェ 阿斗」、「ピッツェリア カサディエッロ」などが挙げられています。こうした店名が並ぶことからも、昔ながらの下町らしさの中に、少しずつ新しい要素が重なっている様子がうかがえます。実際に歩くと、チェーン店だけではない個店の存在感があり、店先の雰囲気や、店の人とのやりとりも商店街の印象を形づくっています。にぎわいを強く押し出すというより、店ごとの距離の近さが残る通りです。トルネードポテトが目を引く「ソウル屋台」レビューでは、トルネードポテトを求めて訪れ、開いていた「ソウル屋台」で食券を購入した様子が記されています。価格は300円で、味はチーズか塩を選べるとのことです。まるごと揚げたポテトがくるくると巻かれた見た目は印象的で、商店街歩きの途中でふと目に入る軽食として楽しめそうです。夕方の時間帯でも営業していたという点からも、歩く時間によって出会える店があることがわかります。駅の近くから、周辺の街へ広がる動線桃谷駅前商店街は、JR桃谷駅からすぐという立地が大きな特徴です。駅周辺から商店街、さらに東へ続く通りへと、街の流れが自然につながっています。近くには他の商店街もあり、歩いていると駅前の通りから地域の生活圏へと少しずつ入り込んでいく感覚があります。また、商店街の北側にある彌栄神社とは古くからつながりがあるとされ、生野まつりの際には神輿やだんじり、獅子舞が通ることもあるそうです。商店街が単独であるのではなく、周辺の神社や地域行事と結びつきながら、街の記憶を受け持っている様子が伝わってきます。つるの橋公園へつながる歴史の気配商店街の東側へ歩くと、つるの橋公園があります。JR桃谷駅から桃谷駅前商店街を抜けて東へ10分ほどの場所で、ここには「猪甘津の橋」があったと伝えられています。日本最古の橋とされるその痕跡を示す記念碑などがあり、商店街の延長線上で、土地の歴史に触れられる場所になっています。にぎやかな買い物の通りと、古い橋の伝承が近くにあることは、この地域の層の厚さを感じさせます。日常の通りに、昔の地形や記憶が重なっている点も、桃谷駅前商店街周辺を歩く面白さのひとつです。生活感と歴史が同居する商店街桃谷駅前商店街は、長く続くアーケード街でありながら、時間帯や曜日によっては静けさも見える商店街です。幅の狭い通り、坂道、古くからの店、新しい個店、そして駅前という立地が重なり、派手さよりも日々の暮らしの手触りが残っています。買い物をする人、店先をのぞく人、少し立ち話をする人。その一つひとつが通りの空気をつくっているように感じられる場所です。桃谷駅前商店街は、そんな街の積み重ねを静かに見せてくれるアーケード街でした。
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オリオン・スクエア
甲府駅周辺と中心街のあいだにある商店街甲府・丸の内のオリオン・スクエア商店街は、甲府駅周辺エリアと中央商店街エリアが交わる場所として案内されています。現在の通りは、ガラス張りのアーケードによって光が入り、歩道も以前より広くなったとされています。駅前から中心街へ向かう動線の一部として、街の流れを受け止めるような位置にある商店街です。周辺は、かつて上級公務員の官舎街だった場所とされ、大正15年に南北の通りが開設されたあと、繁華街への近道として利用されるようになったという説明があります。昭和20年の甲府空襲で一帯は焼け野原になりましたが、その後に建てられた貸店舗長屋が復興の足がかりとなり、甲府駅と中心街を結ぶ主要な道路へとつながっていったようです。名前の由来と街の記憶「オリオン通り」という呼び名は、通り沿いにあった映画館「オリオンパレス」に由来するとされています。オリオンパレスは市内で初めての洋画専門館で、『風と共に去りぬ』『カサブランカ』などが上映され、若者たちでにぎわったと伝えられています。昭和32年に廃業したあとも、“オリオン”の名は今に残っています。こうした由来を知ると、現在のオリオン・スクエア商店街は、単に新しく整えられた通りというだけでなく、映画館の記憶や戦後の復興、駅前と中心街を結ぶ通りとしての役割が重なって見えてきます。街の現在地と過去の層が、ひとつのアーケードの中に収まっている印象です。現在の商店街で見えるもの訪問記録では、岡島がココリのテナントとして入り、街の印象が一新したように感じられたという声がありました。ファンシーロードがなくなったことで、駅前からの統一感がやや弱まったと受け止められる一方、アーケード街そのものはきれいに整えられ、通り抜けしやすい身近な道として使われているようです。一方で、かつてのにぎわいを想像させる落ち着きや、少しさみしさを感じるという感想も見られます。実際の街並みは、整えられた空間のなかに、長く使われてきた通りならではの時間が残っているように受け取れます。店舗と買い物の印象地下の食品売り場を中心に利用したという記録では、丁寧な接客と豊富な品ぞろえが印象に残ったとされています。イベントスペースでは北海道物産展のような催しが行われていた時期があり、買い物の場に少し動きが加わっていたようです。また、和洋菓子の専門店がいくつも入っており、手土産を選ぶ際に比べながら見られる点が便利だという声もありました。商店街としての通りの記憶に加えて、日常の買い物や贈り物選びの場として使われている様子がうかがえます。飲食店や周辺の使われ方山梨県庁の近くにあるアーケード商店街として、昼夜を通して使える和洋中の飲食店が数軒あるという情報もあります。通りの中には、買い物をする人だけでなく、食事や待ち合わせ、通り抜けの途中で立ち寄る人の姿も重なっているようです。子どもの頃から通り抜けしていたという記憶が示すように、この商店街は観光地としてだけでなく、周辺に暮らす人や働く人にとっての生活動線でもあります。そうした日常の通り方が、そのまま街の輪郭をつくっているように感じられます。使ってみてわかる点訪問記録の中では、お手洗いが清潔だったことも好印象として挙げられていました。駐車場は少し離れた場所にあり、近いところから満車になっていくようなので、車で向かう場合はその点を見込んでおくとよさそうです。オリオン・スクエア商店街は、華やかな観光案内というより、駅前と中心街のあいだで街の時間を受け止めてきたアーケードとして見ると、その表情がわかりやすい場所です。整えられた現在の姿のなかに、映画館の名残や戦後の復興、商店街として積み重ねられた日常が静かに残っています。
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京都三条会商店街
京都三条会商店街のいま京都三条会商店街は、京都の繁華街から少し離れた場所にありながら、日常の買い物と街歩きの両方が感じられる商店街です。アーケードが続く通りには、飲食店、スーパー、ドラッグストア、ベーカリー、喫茶店、各種専門店など、さまざまな店が並んでいます。昭和の商店街を思わせるという声もあり、昔から営まれてきた店と、新しい個性のある店が同じ通りに並ぶ様子が印象的です。観光地というよりは、地域の暮らしを支える生活道路としての表情が強く、歩いていると買い物客や自転車の通り抜けが目に入ります。アーケードのある通りと、通り過ぎる人の流れこの商店街は、アーケードがあるため、雨の日でも歩きやすいという特徴があります。一方で、自転車の往来が多く、車が乗り入れる場面もあるため、歩くときには周囲への注意が必要です。のんびり散策できる一方で、生活のために行き交う人や乗り物の気配がそのまま残っており、観光向けの整った通りとは少し違う、日常の手触りがあります。夕方ごろにはアーケードに沿ってイルミネーションが灯るとのことで、昼間の商店街とはまた違う表情を見せます。買い物のために訪れた人も、ただ通りを抜ける人も、それぞれの速度でこの街を通っているように見えます。地域の暮らしを支える店が並ぶ三条会商店街には、日々の買い物に使いやすい店がいくつもあります。スーパーの西友三条店やフレスコ三条店、ドラッグストアのサンドラッグ京都三条店、スギ薬局千本三条店などは、地元の生活動線を支える存在として紹介されています。また、青果のfruitist 果心、鮮魚や惣菜を扱うダイシン食料品店、精肉のイマムラ三条店など、対面で品物を選べる店も見られます。商店街を歩きながら、まとめ買いをする人、夕食の一品を探す人、少し立ち寄って品定めをする人の姿が重なります。飲食店と甘いものの店も多い商店街には飲食店も多く、居酒屋、焼肉店、イタリア料理店、中華料理店、和食の店、麺類の店など、幅広い顔ぶれが並びます。京町家を改装した店や、町家の落ち着きを残した店もあり、外から見ただけでもそれぞれの空気が伝わってきます。甘いものの店も充実していて、三條若狭屋、プレマルシェジェラテリア、ケーキとあっくん、Sweets Cafe KYOTO KEIZO、胡麻屋くれぇぷ堂、ブリュレドーナツ Brulee、Patisserie Nakasanなどの名前が並びます。パンの店としてはpanscape三条本店やブラザーベーカリー三条店もあり、買い物の途中で立ち寄る楽しみが生まれやすい通りです。八坂神社又旅社と地域の記憶商店街の中には八坂神社(又旅社)があり、祇園祭に関わる場として知られています。商店街の風景のなかに神社があることで、日々の買い物の通りが、そのまま地域の祭礼や記憶にもつながっているように感じられます。入力された情報の中でも、たまたま神社で祭りごとが行われていたという記録があり、商店街が単なる買い物の場ではなく、地域の行事と重なりながら動いていることがうかがえます。商店街の歴史や土地の積み重なりを、歩きながら自然に感じられる場所です。アクセスのしやすさJR二条駅と地下鉄二条駅から徒歩圏内で、西側入口に近づきやすいとされています。二条城前駅からも徒歩圏内で、東側の出入口付近が近いとのことです。複数の駅からアクセスできるため、周辺の街とつながりながら歩ける商店街になっています。京都三条会商店街は、昔ながらの商店街の雰囲気と、日常の買い物のしやすさが同居している通りです。アーケードの下に続く店の並びを見ながら歩くと、観光地とは少し違う京都の生活風景が見えてきます。
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東山商店街
東山商店街とは神戸市兵庫区、湊川公園の北側に広がる東山商店街は、「神戸の台所」として知られる商店街です。青果、魚介、精肉、生花、豆腐、漬物、乾物、和菓子、お惣菜など、日々の暮らしを支える専門店が軒を連ねています。商店街の紹介では、品質・安さ・品揃えの三拍子がそろい、威勢のよい店が並ぶとされています。実際の口コミでも、下町らしい雰囲気や昭和レトロな空気感、店の並びを眺めながら歩く楽しさが語られていました。昔ながらの対面販売が残る場所東山商店街の印象として多く挙がるのが、店の方との会話や、じっくり品定めができる対面販売です。品物を見て、話して、選ぶというやり取りが、今もこの商店街の大きな特徴になっているようです。新鮮な食材や出来たての惣菜を求めて歩く人の姿も想像しやすく、買い物そのものが街歩きの時間になっています。店舗によっては、その場で飲み物を楽しめる店もあるようで、気取らない使い方ができるのもこの商店街らしいところです。早めの時間に歩きたい商店街口コミでは、多くの店が17時頃には店仕舞いするとの声があり、朝から昼過ぎにかけての時間帯が向いていそうです。土曜日は特に買い物客が多く、にぎわいを感じやすい日とされています。一方で、日曜・水曜が市場休みとなり、木曜が定休日の店も多いようですが、営業状況は店舗ごとに異なるため、訪れる際には歩きながら確認したいところです。夕方には静かな区画も出てくるため、商店街の一日を通して表情が変わる様子も見どころのひとつです。目に入る店の個性レビューでは、さきイカの店、お好み焼きやそば焼き定食を出す店、揚げたての串かつを出す店、レモネードが手頃な店など、個性的な店の名前が挙がっていました。商店街全体として、食べ歩きや買い物の幅が広く、ここでしか買えないものを見つけたという声もあります。特に串かつ店については、揚げたてで提供され、衣や揚げ具合の良さが印象に残ったという感想がありました。さきイカの店には行列ができていたという記述もあり、商店街のなかで目を引く存在になっているようです。湊川公園とのつながり東山商店街は湊川公園の北側に位置しており、周辺の散策とあわせて歩きやすい立地です。近くの湊川公園では、月1回の手作り市が行われているようだという情報もあり、商店街と公園をあわせて楽しむ流れが生まれているのかもしれません。商店街単体の買い物だけでなく、周辺の街の動きとつながっている点も、この場所の記録として残しておきたいところです。今も残る下町の手ざわり東山商店街には、空き店舗が比較的少なく、活性が感じられたという声もありました。昔ながらの雰囲気を残しながら、今も日々の買い物の場として使われている様子がうかがえます。神戸を愛する理由のひとつとしてこの場所を挙げる声もあり、街の記憶と生活感が重なって見える商店街です。華美ではないけれど、品物の並び方や店先のやり取り、朝から昼にかけての人の流れが、この街の時間を形づくっているように感じられます。
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飾磨名店街
姫路市飾磨区に残る、ジャスコ跡を抱えた名店街兵庫県姫路市飾磨区にある「飾磨名店街」は、かつて「ジャスコシティ名店街」と呼ばれていた商店街です。現在は営業店舗が数えるほどになっていますが、建物とアーケードが一体になった独特の構造が残り、街歩きの途中でふと足を止めたくなるような、静かな風景を形づくっています。もともとはジャスコを核テナントとして、その周囲に多くの店が連なっていた古典的なショッピングセンターでした。建物同士が全蓋式アーケードでつながっている点も珍しく、一般的な商店街や単独店舗の跡とは少し違う、複雑な空間になっています。今も残る店と、過去を伝える看板歩いてみると、現在営業している店舗は少ないものの、建物内や周辺には昔の商店街の面影があちこちに残っています。クリーニング店、園芸店、美容室、中華料理店などの看板が見え、かつてはかなりの数の店が並んでいたことがうかがえます。たとえば、ヒロセ体育堂、サイクルショップ いなだ、ビューティサロン アルバ・ミサ、フレッシュベーカリー カッペル、メガネのつじもと、クリーニング パール、珈琲豆 日本茶 おおにし、和牛専門 くろかわ、鮮魚・フライ 四海鮮魚店、新鮮な野菜とくだもの 山市青果など、業種の幅も広く、商店街としての厚みが感じられます。一方で、閉店した店のシャッターや貼り紙もそのまま残されており、時代の移り変わりが静かに表れています。外から見える看板の文字が色あせていたり、建物の表記が重ね貼りのようになっていたりして、長い時間を経た場所ならではの層の厚さがあります。アーケードと建物がつくる、少し不穏な静けさこの名店街の印象を強くしているのは、全蓋式アーケードの存在です。歩道の上に続く屋根や骨組みは、ところどころ傷みが進み、薄暗さも相まって、独特の空気を生んでいます。見方によっては廃墟的ですが、実際には一部の店舗が営業を続けており、完全な空き家ではありません。そのため、営業中の店と静まり返った区画が混在しているのが、この場所らしさでもあります。通路によっては人の気配が薄く、足音だけが響くような場面もある一方で、駐車場や通りに面した部分では、今も店の名残が目に入ります。老朽化による落下物の注意書きが見られる場所もあり、建物の古さは否定できません。ただ、それでも全体としては極端に荒れ果てているわけではなく、整えられたまま残っている部分もあります。その落差が、この商店街の記憶をより強く感じさせます。ジャスコ飾磨店の跡に残る、止まった時間飾磨名店街の中心には、かつてジャスコ飾磨店がありました。ジャスコ飾磨店は1971年10月16日に開店し、2006年2月20日に閉店したとされています。閉店後も建物はすぐには消えず、今もアーケード側の壁を残したまま現存しています。一部では解体も検討されたようですが、営業中の店舗との関係や、アーケードと店舗が構造的につながっていた事情から、ジャスコだけを簡単に取り除くことはできなかったようです。その結果、現在は表側だけが残ったような姿になっており、まるで建物の前面だけが切り取られたようにも見えます。入口周辺には、閉店の案内や当時の営業時間の掲示が残り、窓には売場だったころの痕跡が見えます。店内の様子を直接見ることはできませんが、残されたサインやシャッターの文字から、かつては日用品を扱うごく一般的なスーパーだったことが伝わってきます。商店街としての記憶を、看板が静かに伝える飾磨名店街は、今の姿だけを見ると静かな場所ですが、看板やテント、シャッターの文字が積み重なって、かつてのにぎわいを想像させます。フリーマーケットの案内や、営業中だった時代の店名がそのまま残っている箇所もあり、完全に時間が止まったというより、いくつもの時代が重なった場所という印象です。駐車場側の案内や、今も残る専門店の名前、そしてジャスコ跡の大きな存在感が一緒に見えることで、この場所は単なる廃墟ではなく、地域の商業史をそのまま抱えた街角として立ち上がってきます。派手な見どころが連続するタイプの場所ではありませんが、飾磨名店街には、街が成長し、変化し、縮んでいく過程がそのまま残されています。姫路市飾磨区で、昔のショッピングセンターの姿を静かにたどるには、印象に残る場所です。
Read more写真のあるアーケード街
写真が登録されている商店街から、街並みやアーケードの雰囲気を確認できます。