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一宮市本町商店街
一宮駅から歩ける本町商店街一宮駅から徒歩数分の場所に、本町商店街があります。アーケードのある通りで、駅前から真清田神社方面へと視線が抜けていく立地が印象的です。北側へ進むと神社へ続く道となり、駅と神社、そして商店街がひと続きの街の流れをつくっています。駅から近い一方で、歩いたときには一部が歩行者天国になっており、通りの表情は時間帯や催しによって少し変わります。人通りが極端に多いわけではありませんが、完全に静まり返っているわけでもなく、営業している店と空き店舗が混在する、現在進行形の商店街らしさがありました。アーケード越しに見る街の風景この商店街の特徴は、アーケードの下を歩きながら街を感じられることです。雨や日差しを避けながら移動できるだけでなく、通りの先に真清田神社の気配が見えることで、商業の通りでありながら街の記憶にもつながっているように感じられます。一方で、閉まっている店舗が目に入る区画もあり、昔から続く商店街が時代の変化を受けながら姿を変えてきたことがうかがえます。昭和の頃のにぎわいを知る人にとっては、今の姿に寂しさを覚える場面もあるかもしれません。それでも、新しい店が少しずつ入り、通りに変化を加えている様子も見られます。新しい店が加わることで生まれる変化入力の中では、最近できたプリン専門店など、新しく出店した店の話も挙がっていました。古くからの街並みの中に、新しい業態の店が加わると、通りの印象は少しずつ変わります。昔ながらの商店街の輪郭を残しながら、今の暮らし方に合う店が入ってくることで、再発展の気配を感じさせる場面もあります。商店街という形が難しくなっている時代ではありますが、こうした小さな更新が積み重なることで、ふらりと立ち寄りたくなる街としての表情が保たれているのかもしれません。強い賑わいではなくても、歩く理由が残っている通りです。七夕まつりの記憶と、今の本町商店街この場所には、七夕まつりの記憶を重ねる声もありました。昭和40年代から50年代にかけての盛り上がりを覚えている人にとって、本町商店街はかつて人であふれた通りとして残っているようです。現在はその頃とは景色が異なり、世代交代や郊外型施設の広がりとともに、街の役割も変わってきました。ただ、レトロな雰囲気そのものを好ましく感じる声もあります。華やかさだけではない、時間の積み重なりが見える街並みは、今の商店街ならではの読み取り方ができる部分です。過去の記憶と現在の姿が重なり合うことで、単なる通り以上の厚みを持っているように見えます。まちの宮市と、本町商店街エリアこの本町商店街周辺では、「まちの宮市」が真清田神社・本町商店街エリア一帯で開かれています。検索情報によれば、真清田神社から本町商店街までを会場にしたクラフトフェアとして展開され、アーケード下を中心に多くのブースが並ぶ構成です。商店街を会場として使う催しがあることで、普段の買い物の通りとは少し違う表情が生まれます。神社と商店街が近接している土地柄もあり、歩く人の目的が重なり合いやすい場所といえそうです。こうしたイベントは、商店街の現在地を外から見るきっかけにもなっています。空き店舗を活用する動きも一宮市では、商店街の空き店舗を活用して開業する事業者向けに、賃借料や改装費、広告宣伝費などの初期費用の一部を補助する制度を設けています。空き店舗の利活用を通じて、集客や賑わいの創出を後押しする仕組みです。本町商店街のように、空き店舗と新しい店舗が混在する場所では、こうした支援策が街の更新を下支えする役割を持っているように見えます。大きく景色が変わるわけではなくても、少しずつ店が増え、通りに明かりが戻ることで、商店街の印象は変わっていきます。街を歩いて残る感触本町商店街は、駅から近く、神社へもつながる立地にあります。かつてのにぎわいを知る人には寂しさが残り、今の姿を見て再発展の余地を感じる人もいます。どちらの見方にも納得できる、移り変わりの途中にある商店街です。派手さはなくても、アーケードの下を歩きながら、古い記憶と新しい店の気配を同時に感じられる場所でした。用事がなくても、ふらっと寄りたくなるという声があるのも、こうした街の距離感ゆえかもしれません。
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七曲市場
七曲市場に残る、昭和レトロの空気和歌山市の七曲市場は、明治末期から続く市民の台所として知られる商店街です。七曲商店街の呼び名でも親しまれていて、いまも古いアーケードやシャッターの閉まった店、昔ながらの店構えが重なり合い、独特の時間が流れています。入力された感想でも、「昭和レトロが色濃く感じられる」「薄暗いレトロな商店街」「歩くだけでもワクワクした」といった声が目立ちました。明るくにぎやかな繁華街というより、昔の市場の面影をそのまま残したような通りで、歩きながら空気を味わう場所として記憶されているようです。シャッターの並びと、今も営業する店七曲市場については、全体の8割ほどの店がシャッターを下ろしていたという印象もありました。平日の13時ごろには、ほとんど店が開いておらず、客の姿も少なかったという声もあります。こうした静けさは、訪れる時間帯によって受ける印象がかなり変わる商店街だと感じさせます。一方で、老舗の八百屋や魚屋、新しく生まれた飲食店や雑貨店などもあり、古さだけでは終わらないのが七曲市場の面白さです。市場としての役割が完全に消えたわけではなく、買い物の気配や店主とのやり取りが残る区画も見られます。野菜、魚、焼き鳥。市場らしさを支える店々七曲市場の中では、阪眞商店のように野菜や果物を並べる店が目を引きます。ダンボールやザルに入った陳列はスーパーとは違う趣があり、店員さんと話しながら選ぶ市場らしい買い物の風景が思い浮かびます。魚を扱う「うおこ」も、対面で相談しながら買える魚屋として紹介されています。地の魚から高級魚まで品ぞろえがあるという点に、市場としての厚みがあります。菊水堂では手作りのサンドイッチが看板商品で、早朝から仕込み、自然の素材を使っていることが伝えられています。焼き鳥店の「とり一」も印象的です。早朝から焼き始める炭火焼鳥は、店先に香ばしいにおいが漂い、1本単位で買える気軽さがあります。入力テキストでも「焼き鳥は最高においしい」とあり、七曲市場の中で強く印象に残る一軒のようです。新しい店が生む、少し違う表情七曲市場には、昔ながらの商店だけでなく、新しい感覚の店も加わっています。たとえばSEVEN DOORsは、元々お茶屋さんだった建物をリノベーションした雑貨店兼カフェで、レトロ感のある小物や、2階の「昭和の部屋」を再現した個室が紹介されています。古い商店街のなかに、少し静かな滞在の場が生まれているようです。その敷地内にあるBOULANGERIE 13 ~ichimi~は、土・日曜のみ営業する小さなパン屋です。国産小麦粉と低温発酵にこだわり、日によっては早く売り切れることもあるとされています。市場に新しい買い物の楽しみ方を加える存在として、印象に残ります。また、美食麺家 冇問題(モウマンタイ)は、香港の下町のような雰囲気に惹かれて開店した店で、ワンタン麺や担々麺、香港のスイーツを提供しています。七曲市場のレトロな空気が、異国の下町のイメージとも重なって見えるのが興味深いところです。駄菓子屋の記憶をつなぐ場所神野商店は、かつての駄菓子屋をリノベーションして生まれた「駄菓子屋居酒屋」です。昼は学校帰りの小学生、夕方以降は大人が童心に帰るような場として紹介されており、昔の記憶と今の楽しみ方が同じ場所に重なっています。商店街の外観に惹かれて入ると、懐かしいお菓子を扱う駄菓子屋に出会えたという感想もありました。派手さよりも、見つけたときのうれしさが残る店が点在しているのも、七曲市場らしさといえそうです。訪れるときに見えてくるもの七曲市場は、にぎやかな観光地というより、時間の層がそのまま残った商店街です。営業している店、静かに閉じた店、新しく入った店が混じり合い、そのまま街の現在を形づくっています。午前中のほうが買い物向きと案内されている一方で、ただ歩くだけでも、古い市場の空気や店先の気配を感じられる場所です。和歌山市でレトロな商店街を歩きたいとき、七曲市場は街の記録をたどるように歩ける一角として、静かに印象に残ります。
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伊万里駅通商店街
伊万里駅から歩いて行ける駅前商店街伊万里駅通商店街は、佐賀県伊万里市伊万里町甲にある商店街です。伊万里駅からは直線距離で約192メートルとされ、駅から徒歩で向かえる近さにあります。伊万里駅通商店街振興組合が運営しており、駅前の通りとして地域の暮らしを支えてきた場所です。駅を出て少し歩いた先にある商店街という位置づけは、日々の買い物や用事の通り道としての性格を感じさせます。観光地として大きく見せるというより、駅前の日常に寄り添う街角として記憶されてきた場所だといえそうです。設立50年を迎えた組合の節目この商店街を運営する伊万里駅通商店街振興組合は、2024年に設立50年を迎えました。5月24日には伊万里迎賓館で記念する会が開かれ、関係者約40人が参加しました。会では、駅前通りの歩んできた歴史を振り返るとともに、これからのまちづくりについて意見が交わされました。報道では、参加者の間で「街の顔」となる駅前通りへの思いが語られ、中心市街地の活性化が市全体の活性化につながるという考えも共有されたようです。商店街という場が、単なる店舗の集まりではなく、地域の将来を考えるための基盤として見直されている様子がうかがえます。空き店舗と向き合いながら続く取り組み一方で、商店街の現状としては空き店舗が目立つことも伝えられています。組合の会員数は、設立当時の37人から現在は23人まで減っているとのことです。駅前の通りが長い時間をかけて変化してきたことが、この数字からも読み取れます。それでも、組合は手を止めずに取り組みを続けています。活性化策として土曜夜市を実施し、中高生に空き店舗を活用してもらう「スクールチャレンジ交流館」にも取り組んでいるそうです。こうした動きは、空いた区画をただ埋めるのではなく、地域の次の担い手につなげようとする試みとして受け止められます。駅前通りが担う生活の通路伊万里駅通商店街の周辺には、さまざまな店舗や施設があり、地域の暮らしや生活サービスを支えています。駅に近い立地は、通勤や通学、買い物の動線の中に商店街が入っていることを示しています。駅前通りは、にぎわいだけでなく、日々の行き来の中で見過ごされやすい用事を受け止める場所でもあります。商店街の様子を想像すると、営業している店と、しばらく静かに見える区画が混在する、駅前らしい時間の重なりが感じられます。そうした風景もまた、街の変化をそのまま映すものです。古くから続く通りと、新しい試みが重なり合うことで、伊万里駅通商店街は今もなお街の記録を刻んでいるように見えます。これからの中心市街地へ伊万里駅通商店街振興組合の50年は、駅前の商店街が地域とともに歩んできた年月そのものでもあります。組合の節目を機に、これまでの歴史を確認しながら、空き店舗の活用やイベントを通じた新しい関わり方が模索されています。駅から歩ける距離にある商店街は、外から訪れる人にとっては街の入口であり、地元の人にとっては暮らしの通り道です。伊万里駅通商店街は、その両方の役割を持ちながら、これからも駅前の景色の中にあり続ける場所として見ていけそうです。
Read more桜塚商店街
岡町駅前から続く商店街大阪府豊中市の岡町・桜塚商店街は、阪急宝塚線岡町駅の東口を出て少し歩いた先から始まります。駅前の岡町商店街からそのまま桜塚商店街へと続き、屋根付きの通りをたどりながら歩けるのが印象的です。商店街には飲食店、スーパー、衣料品店などが並び、昔ながらの雰囲気を今に残しています。シャッターが目立つだけの通りではなく、開いている店も多く、人通りも見られます。昭和の商店街らしい空気を感じつつ、日々の買い物や食事の場として使われている様子がうかがえます。いまの街の表情訪れた人の印象として共通しているのは、懐かしさのある街並みです。古い雰囲気を残しながらも、完全に静まり返った商店街ではなく、一定のにぎわいがあるという声が目立ちます。近くに学校があることから、若い人の姿も見られるようです。周辺に市役所もあり、商店街は通学や用事の途中に立ち寄る場所としても機能しているように感じられます。大型の繁華街とは違い、生活の動線の中にある商店街としての落ち着きがあります。個人店が並ぶ通り商店街の中には、安くて良い品を扱う個人店が多いという声もあります。お肉屋さんが手がける揚げ物が手頃だったという感想や、駅のエスカレーター横にあるこじんまりしたパン屋さんで種類の豊富さが印象に残ったという話もありました。こうした店の様子からは、大きなチェーン店だけではない、個々の店の顔が見える商店街の姿が伝わってきます。気軽に立ち寄れる店が点在し、歩きながら店先をのぞく楽しみがあります。原田神社と街道の記憶岡町・桜塚商店街は、原田神社に沿って延びています。商店街の成り立ちは、神社の敷地の一部に商店が建てられ、そこから広がったことに由来します。周辺には原田神社もあり、商店街と神社の関係が街の骨格を形づくってきたことがわかります。また、この一帯は能勢街道と伊丹街道が交わる場所として古くから人の往来があった地域でもあります。商店街の道が、単なる買い物の通路ではなく、街道の記憶を受け継ぐ場でもあることが、この地域の特徴といえそうです。イベントと地域のつながり岡町・桜塚商業団体連合会の情報では、夜店大会やフードフェスティバル、ミュージックフェスティバルなど、地域と関わる催しが続けられてきました。過去には無観客配信の取り組みも行われるなど、時代に合わせた発信も行われています。商店街の中に入ったら自転車は押して歩くよう案内されており、通りを歩く人の目線を大切にしている様子も伝わります。買い物の場であると同時に、街の行き来を支える通りとして扱われていることが感じられます。のんびり歩くための商店街岡町駅前から桜塚へ続くこの通りは、派手さよりも、日常の手触りや昭和の名残を味わうのに向いた商店街です。営業している店が並ぶ区画と、少し静かな区画が混じりながら、街の時間がゆっくり流れているように見えます。観光地としてつくられた通りというより、地域の暮らしとともに続いてきた街角です。買い物をしながら歩くと、商店街の今と、街道沿いに積み重なった時間の両方が感じられます。
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黒崎表参道新天街
黒崎駅前から始まる参道の商店街黒崎表参道新天街は、北九州市八幡西区黒崎にある商店街です。黒崎駅から岡田宮へと続く参道の途中に広がっており、駅前の動きと街の生活感が重なる場所として見えてきます。商店街の名の通り、通りそのものが地域の動線になっていて、買い物や食事の場であると同時に、黒崎のまちを歩くための道筋にもなっています。かつてはアーケードが設置されていましたが、2015年に撤去されたとされています。今は空を開いた通りとして、店舗の看板や建物の表情、歩道の伸び方がそのまま街の景色になっています。屋根に覆われた商店街とはまた違う、通りの明るさや広がりが印象に残る場所です。店舗と食の気配が並ぶ通り商店街の中には、さまざまな店舗や飲食店が並んでいます。その一つが「fish dining 九州男(くすお)黒崎店」で、海鮮居酒屋として営業し、2020年11月2日からはランチ営業も始めています。昼と夜で表情の変わる店があることからも、この商店街が単なる通過点ではなく、食事や滞在の場として使われていることがうかがえます。通りを歩くと、商店街は一様ではなく、店が連なる区画と、少し静かな区画が混ざり合っているように見えます。そうした緩急のある並びが、駅前の商店街らしい現実感をつくっています。昔から続く街の骨格の上に、新しい使われ方が少しずつ重なっている、そんな印象のあるエリアです。イベントで見える商店街の現在地黒崎表参道新天街では、商店街を巡るイベントも行われてきました。2023年9月24日には「黒崎表参道新天街 参道リレー市」が開催され、ショッピングやグルメ、ファミリー・子ども向けの企画が用意されていました。商店街の中を歩きながら楽しむ形の催しで、通りの回遊性を生かしたイベントだったことがわかります。また、スタンプラリーイベントも実施されており、黒崎駅と岡田宮を結ぶ参道の整備完了を記念して行われたとのことです。街路の整備をきっかけに、商店街をただ通るだけでなく、あちこちを巡ってもらう流れをつくろうとしてきた様子が伝わってきます。2025年には「第4回 参道市」の案内も出ており、商店街の情報発信は今も続いています。商店街の公式サイトでは、イベントや店舗情報を知らせる仕組みも整えられていて、街の動きをそのまま伝える窓口のような役割を果たしています。参道としての商店街の表情黒崎表参道新天街は、黒崎駅から岡田宮へ向かう流れの中にあります。駅前の商業地としての顔と、参道商店街としての落ち着きが同居している点が、この場所の特徴といえそうです。通りの先に目的地があることで、買い物や飲食だけでなく、街を抜けていく歩行のリズムも感じられます。イベント時には、商店街の各店舗が工夫を凝らした企画を出し、街を巡る楽しみ方が前面に出ます。一方で、日常の風景としては、駅前から続く商店街らしい、地に足のついた営みが見える場所です。大きな観光地というより、地域の中で時間を重ねてきた通りとして、黒崎の現在を支えている商店街だといえます。黒崎の街を歩く入口として黒崎表参道新天街は、黒崎駅周辺のにぎわいから、岡田宮へ続く参道の気配までをつなぐ商店街です。アーケード撤去後の空の広がり、飲食店や店舗の並び、イベントで見える街の回遊性など、いくつかの要素が重なって、今の表情をつくっています。商店街を歩くと、黒崎という街の生活の層が見えてきます。駅からの導線の中で、食事をしたり、買い物をしたり、イベントをのぞいたりしながら、通りそのものをたどることができる場所です。
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籠屋町商店街
徳島市中心部に続く広いアーケード籠屋町商店街は、徳島県徳島市籠屋町にある広域型の商店街です。徳島駅の近くに位置し、東新町商店街や銀座商店街と隣接しています。実際に歩くと、アーケードが長く続き、夜でも明るい印象が残ります。レビューでも、綺麗なアーケードが続き、全体として明るい雰囲気だったことが伝えられていました。商店街のアーケードにはLED照明が設置されており、天井の光が次々と色を変えます。この演出から、籠屋町商店街は「虹の流れる街」とも呼ばれています。アーケードのおおよそ200メートルを照らす光は、通りの表情を少し特別なものにしています。夜の通りに見える現在の姿夜の訪問では、歩きやすい明るさがある一方で、人通りは多くないという印象もありました。レビューには、夜通った際に寂しさを感じたという声もあり、にぎわいの濃淡がそのまま街の表情として残っているようです。籠屋町商店街は、かつての中心市街地の賑わいを支えてきた場所ですが、周辺の商業環境の変化によって通行量が減少していった経緯もあります。老舗百貨店の廃業や大型ショッピングセンターの開店、ダイエー徳島店の撤退などが、商店街にも影響を与えました。そうした背景を踏まえると、この商店街は今もなお、明るいアーケードと静かな時間が同居する街角として見えてきます。商店が並ぶ、商店街らしい幅のある通り籠屋町商店街には、生鮮夢市場がんばりや、にんにく店、漆器蔵いちかわ、鈴屋、街の中の喫茶店 あっぷる、かごや町整骨院、CAFE BAR FARO、ジャズクラブJUN、徳島かごや町郵便局など、さまざまな店舗や施設が並んでいます。呉服店や理容所、喫茶店、飲食店、雑貨や生活関連の店が混じり、商店街の持つ幅の広さがうかがえます。また、商店街を通り抜けると東新町商店街側へつながり、コルネの泉広場で合流するという動線もあります。単独で完結する通りというより、周辺の商店街とつながりながら、中心市街地の回遊をつくる場所として位置づけられているようです。レトロな気配と新しい光籠屋町商店街は、レトロな雰囲気を持つ商店街として紹介されています。一方で、LEDの光が流れるように変化するアーケードは、昔ながらの商店街に新しい表情を加えています。古くからの街の記憶を抱えながら、現代的な照明で通りを支えている点が、この場所らしさと言えそうです。過去のにぎわいを知る人にとっては変化の大きさを感じる場所かもしれませんが、今も営業している店があり、夜でも通れる明るさがあることで、街の役割は保たれています。観光地としての派手さよりも、中心市街地の時間の積み重ねが見える商店街として歩きたい通りです。まちなかの記憶をつなぐ場所2026年には、東新町商店街や籠屋町商店街を会場に含む「とくしまeスポーツフェスティバル 闘電街+」の開催が案内されており、まちなかのにぎわい創出を目的とした取り組みも行われています。こうした催しは、日常の商店街に新しい人の流れを重ねる動きのひとつとして見ることができます。明るいアーケードの下を歩くと、現在の静けさと、かつての賑わいの記憶が同じ通りに重なっていることが感じられます。徳島市中心部の商店街を歩く際には、東新町や銀座方面とのつながりも含めて、街の流れとして眺めてみたくなる場所です。
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