全国の商店街・アーケード街を探す

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銀柳街

神奈川県 川崎市川崎区

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稲荷市場

神奈川県 横浜市鶴見区

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2026/07/28
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津山銀天街

津山の中心商店街に残る、鏡のアーケード津山銀天街は、岡山県津山市元魚町にあるアーケード商店街です。旧出雲街道の流れを汲む津山市中心部の商店街のひとつで、津山駅からはおよそ1キロメートル弱の位置にあります。南北に約50m、東西に約20m、全長70mほどのL字型の小さな商店街ですが、天井の一部に鏡が貼られていることで、独特の印象を残しています。見上げると、通行人の姿や店の明かりが反射し、文字通りの「銀天街」という名にふさわしい景色が広がります。かつては、銀の天井に輝く街、あるいは銀幕のようだと表現されたこともあったようです。現在は老朽化などの影響からか、鏡の多くが撤去されていますが、場所によってはその面影が残っており、街の時間の積み重なりを感じさせます。再開発の中で縮んだ商店街津山銀天街は、1961年に約40店舗で発足したとされ、当初は骨組みに白い布をかけたアーケードだったものが、のちに鉄骨と鏡面シートを用いたミラーアーケードへと変わっていきました。1997年の再開発でアルネ津山が建設されると、約110メートルのアーケードが姿を消し、商店街のかたちも大きく変わったと伝えられています。かつて賑わいの中心だった時代を知る人にとっては、今の銀天街は、単なる通路というより、縮みながらもなお残った街の記憶の断片のように映るかもしれません。実際、昔の賑わいと現在の落ち着いた空気の両方が重なって見える場所です。入り口に見える地域のしるし元魚町商店街側の入り口には、津山藩主・森家の家紋である鶴丸をイメージした看板が設置されています。商店街の入口を示すだけでなく、この一帯が津山城下の歴史と結びついた場所であることを静かに伝えているようです。また、元魚町商店街との境のあたりでは、津山城のイラストが鏡に映り込む場面も見られます。実際に歩くと、商店街そのものの景色と、周辺にある津山城下の気配が重なって見え、短い通りの中に土地の背景が凝縮されているように感じられます。今の銀天街にあるもの銀天街は、津山駅から近い中心部にありながら、規模は大きくありません。南側はアルネ津山、西側は津山二番街、北側は元魚町商店街へとつながっています。周辺には津山駅や鶴山公園もあり、商業の通りと城下町の記憶が近い距離で並んでいます。現在の銀天街では、商店街としての歩みが続く一方で、鏡面の天井や看板、周辺の建物とのつながりが、街の表情を形づくっています。昔を知る人には懐かしく、初めて訪れる人には少し不思議に映るような、津山らしい中心街の一角です。金曜マーケットについて銀天街では金曜マーケットというイベントもあったようですが、参加した人の感想には、出店者同士の会話やたばこの煙が気になったという声も見られます。イベントの受け止め方には個人差がありますが、少なくとも商店街の中で人が集まり、何かを試みてきた場面のひとつとして記憶されているようです。街の記録としての津山銀天街津山銀天街は、華やかな観光地というより、津山の中心部に残る商店街の記録として見ておきたい場所です。縮小されたアーケード、反射する天井、城下町を思わせる意匠。そこには、繁栄の時代から再開発を経た現在までの変化が、短い通りの中に折りたたまれています。歩いてみると、昔の姿をそのまま残しているわけではないものの、失われた部分を含めて街の輪郭が見えてくるようです。津山銀天街は、そんな津山中心商店街の現在地を静かに伝える通りです。

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2026/07/28
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黒船仲通り

黒船仲通りとは京急久里浜駅前に広がる黒船仲通りは、屋根のある全蓋式アーケード街です。京急久里浜駅と国道を結ぶ道に沿って商店が並び、久里浜商店街を構成する通りのひとつとして知られています。駅からの距離も近く、雨の日でも歩きやすい買い物の通りとして使われてきました。久里浜商店街には複数の通りが連なっており、その中でも黒船仲通りは、日常の買い物や食事の場として目に入りやすい区画です。商店街全体としては、昔から続く店と、生活に密着した新しい業態が同じ通りに並んでいる印象があります。通りに並ぶ店と日常の風景入力情報からは、八百屋、100円均一店、お惣菜屋、ラーメン屋など、日々の暮らしに関わる店が揃っていることがわかります。買い物をひと通り済ませやすい構成で、駅前の商店街らしい実用性があります。公式の商店街マップにも、鮮魚店、茶舗、酒店、整骨院、美容室、衣料や雑貨、寿司店、カット専門店など、幅広い業種が並んでいることが見て取れます。食料品からサービス業までが同じ通りに集まっていて、通りを歩くと用途の違う店が次々と現れるつくりです。一方で、利用者の感想には「年々寂れていく感がある」「若い人が集まるようなお店がない」といった声もありました。賑やかさの質は以前と少し変わってきているのかもしれませんが、通り自体は今も商店街としての役割を保っています。黒船という名前と久里浜の結びつき「黒船」という名前は、久里浜の土地柄を思わせる印象があります。名前にひかれて歩いたという感想もあり、通り名そのものが街歩きのきっかけになっているようです。商店街の看板や通り名には、地域の記憶を感じさせる要素が残っています。黒船仲通りは、単に買い物をする場所というだけでなく、駅前の生活動線の中で長く使われてきた通りとして見られます。朝早く歩いたという記録や、「今日も平和でした」といった一言からは、日常の静かな時間もこの通りの一部になっていることが伝わってきます。利用のしやすさ2022年11月の利用記録では、近くの久里浜商店街タワー駐車場が提携しているようで、買い物をするとサービス券が出るとのことでした。車で訪れる場合も、周辺の駐車施設とつながりがあるようです。また、駅前にまとまって店があるため、徒歩での移動でも買い回りしやすいのが特徴です。商店街としての規模感がありながら、通りの中で生活必需の買い物が完結しやすい点は、現在も黒船仲通りのわかりやすい性格といえます。歩いて見えてくるもの黒船仲通りは、華やかな観光地というより、駅前の暮らしを支える商店街です。店の種類が多く、通りの長さの中でいくつも発見がある一方、時間の流れとともに変化も感じられる場所です。久里浜商店街の一角として、今も買い物や食事の場を担いながら、街の積み重ねを静かに見せてくれる通りです。京急久里浜駅周辺を歩くとき、黒船仲通りはその日常の輪郭を確かめやすい商店街として目に入ってきます。

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2026/07/28
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溝の口駅西口商店街

溝の口駅西口に残る商店街溝の口駅西口商店街は、東急田園都市線・大井町線の溝の口駅西口からすぐの場所にあります。駅前のにぎわいの中でも、こちらはどこか独特の空気をまとった一角で、居酒屋を中心とした飲食店が並ぶ商店街として知られています。入力情報によれば、この場所の成り立ちは終戦直後の闇市にさかのぼります。溝ノ口駅周辺に食品などを扱う店が集まり、そこから現在の商店街へとつながっていったとされています。いまも線路沿いに商店が連なり、古い街並みの記憶を感じさせる景観が残っています。昼と夜で表情が変わる通り訪れた人の記録では、昼間は準備中の店もあり、平日昼前には静かな時間帯があったようです。一方で、週末の昼間には人通りが多く、駅前の通り道としても機能している様子がうかがえます。夜はさらに飲み屋街らしい表情が強くなると見られ、時間帯によって印象が変わる商店街です。商店街の雰囲気については、「暗く闇市のよう」と感じたという声や、「昭和レトロの朝から飲める雰囲気」と受け止められている記録があります。華やかな商業地というより、少し奥まった場所に飲食店が密集し、街の古い記憶がそのまま残っているような印象です。線路沿いに伸びる独特の景観この商店街の特徴としてよく挙げられているのが、真横を南武線が走り抜けることです。電車がすぐそばを通るため、街歩きの途中で列車の姿を眺めやすく、鉄道と商店街の距離の近さがこの場所ならではの景色をつくっています。また、商店街は一直線というより、暗渠の上に形成されたような、ゆるやかにうねる形をしているとも紹介されています。途中でY字に分かれる箇所もあり、歩いていると単純な通路ではなく、地形や過去の土地利用の痕跡を感じる構成です。八百屋のあたりで分岐し、線路沿いへ向かう流れなど、街の骨格がそのまま残っているようにも見えます。居酒屋が並ぶ一方で、生活の通り道でもある溝の口駅西口商店街は、飲み屋街として語られることが多い一方で、地元の方の通り道にもなっています。商店街の中を人が行き来し、買い物や移動の途中に抜けていく様子があるため、単なる夜の歓楽街とは少し違った生活感があります。入力テキストには、朝から営業している店があることや、昼のみの営業もあるようだという記録も見られました。さらに、一人一皿までという条件付きでカルビを100円で出す焼肉店があるという話もあり、個性的な飲食店が点在していることが印象に残ります。店の並びや営業の仕方にも、長く積み重なった街の個性が表れています。変化の中に残る街角近隣では再開発も進んでいるとされ、周囲の街並みは少しずつ変わっているようです。その中で、溝の口駅西口商店街は、往時の姿をある程度とどめながら現在まで続いてきた場所として記録されています。2007年の火災で焼失した「溝の口西商店街」とは別に、こちらの商店街が残ったという経緯も、街の時間を考えるうえで印象的です。七夕を控えた時期に訪れた人の記録では、イベントの準備をしている様子も見られたとのことでした。商店街の普段の姿に、季節行事の気配が重なると、この場所が単なる飲み屋街ではなく、地域の生活と記憶を受け止める場であることが伝わってきます。いま歩いて見えてくるもの溝の口駅西口商店街は、駅前の便利さと、戦後の面影を残す細い通りの空気が重なった商店街です。線路のすぐ横に店が並ぶ景観、昼と夜で異なる表情、通り道としての役割、そして古い街並みの残り方が、この場所の輪郭をつくっています。大きな観光名所というより、街の歴史がそのまま日常の中に残っているような場所です。商店街を歩くと、今も営業している店の灯りと、古い町並みの記憶が同じ通りに並んでいることが分かります。

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2026/07/27
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サンキタ通り

サンキタ通り商店街とは神戸三宮駅の北側、阪急神戸本線の高架のすぐそばに広がるのがサンキタ通り商店街です。東はフラワーロードのあたりから、西は生田神社から南へ続き、センタープラザを経て旧居留地へ向かう生田筋の間に位置します。名称は商店街ですが、実際には食事処や飲み屋が並ぶ夜の色合いが強い通りとして受け止められています。神戸で最初に作られたアーケード街でもあり、2021年の再整備以降は基本的に歩行者天国になりました。駅に近い高架下周辺の通りが、人の流れを受け止める場として今も使われていることがうかがえます。昼と夜で変わる通りの表情レビューからは、サンキタ通り周辺の性格が時間帯によってはっきり変わる様子が伝わってきます。20時ごろまではセンター街のほうに人の流れがあり、20時以降になるとサンキタ通り周辺が混み合うという見方がありました。週末はさらにその傾向が強いようです。昼のあいだは、飲食店が点在する商業地としての表情が前に出ます。一方で夜になると、ライトアップされた通りに人が集まり、食事や飲み会の場としてのにぎわいが立ち上がります。大阪の東通りになぞらえる声もありましたが、こちらは高架下ながら開放感がある、という印象で語られています。再整備後の印象再開発や再整備を経て、通りは以前よりすっきりした印象になったという声が複数ありました。飲み屋街という従来のイメージに加えて、同じお茶を飲むにも、会話や滞在のしやすさを意識した、座席に余裕のある店が増えてきたという見方もあります。若い人向けの店が多いという指摘もあり、飲食店中心の街並みのなかに、新しめの店が少しずつ入り込んでいる様子がうかがえます。通りをただ通過するだけでなく、立ち止まって店を選びたくなるような、そんな商業地としての変化が進んでいるようです。歩行者天国としての歩きやすさ歩行者天国になったことで、通りは車を気にせず歩ける空間になっています。夜でも歩きやすく、店先の明かりや看板を見ながら進めるため、通り全体の印象も以前より整理されて見えます。実際に歩いた人からは「とても綺麗でオシャレな感じがした」という声もありました。商業施設や飲食店が集まっているため、目的を決めて入るというより、しばらく歩きながら店の並びを見るのに向いた通りです。短く通り抜けるだけではわかりにくい変化も、少し時間をかけて歩くと見えてきます。店舗の並びと利用のしやすさ入力にある範囲でも、サンキタ通り周辺にはさまざまな業態の店が見られます。たとえば、カラオケ店のジャンカラサンキタ通り店は阪急神戸三宮駅の西出口から徒歩3分の場所にあり、24時間営業です。フードやドリンクのメニュー、複数のタイプの部屋、WEB予約、タッチパネル受付など、駅前の夜間利用に合わせた使い方が整えられています。また、どうとんぼり神座のサンキタ通り店は2023年9月4日にオープンしており、平日は11時から23時、金土祝前日は翌朝6時30分まで営業しています。こうした個別の店舗情報からも、この通りが単なる通過路ではなく、食事や滞在を受け止める場として使われていることがわかります。街の記録として見えるサンキタ通りサンキタ通り商店街は、神戸三宮駅の北側にある飲食街として、再整備を経て現在の姿に落ち着いてきました。商店街という名前のなかに、実際には食事街、そして飲み屋街としての顔が強く残っています。一方で、通りが整えられたことで、夜のライトアップや歩きやすさ、店の見え方には以前とは違うまとまりも出てきたようです。センター街やフラワーロード、生田神社方面とつながる三宮の街のなかで、サンキタ通りは夜の人の流れを受け止める場所として、今も役割を変えながら続いています。街の文化や雰囲気が少しずつ更新されていく、その途中経過を見ているような通りです。

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2026/07/27
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仲通り商店会

はじめに横須賀市の衣笠仲通り商店街は、かつての商店街の面影を残しながら、少しずつ姿を変えてきた通りです。2021年の訪問記では、アーケードの天蓋や照明が撤去され、青空がのぞく明るい景色が印象に残ったと記されています。鉄骨の枠組みだけが残っていた時期を経て、2021年にはアーケードが完全に撤去されたとの追記もあり、街並みの変化がそのまま記録されています。かつての商店街から、住宅の並ぶ通りへ昭和のころには、おもちゃ屋やお菓子屋、書店、床屋、パチンコ店など、さまざまな店が並んでいた記憶が語られています。はす向かいにパチンコ屋があったという細かな思い出や、八百屋、電気屋、薬局、床屋などの店名が挙がるあたりに、当時のにぎやかな通りの様子がにじみます。一方で、今では商店の多くが個人住宅に建て替えられ、典型的なシャッター街になったという見方もあります。通りに面した土地に新しく建つのも個人宅が中心で、商店街としての名残が少しずつ薄れている様子がうかがえます。今も残る店と、静かな区画現在、数少ない営業店として京急ストアや葬儀サービスが挙げられています。レストラン「らんぶる」はコロナ禍で休業中だったとの記録があり、再開を待つ声も添えられています。郵便局だけは古い建物から新しく移転してきれいになったという点も、街の中で印象的な変化として語られています。営業している店が少なくなった一方で、通りには完全に人の気配が消えたわけではなく、住宅と小さな店舗が入り混じる、静かな生活道路のような表情も見えます。かつての商店街の賑わいを知る人には、その変化がよりはっきり感じられる場所かもしれません。アーケードの記憶このアーケードは、横須賀中央の三笠通りが現在のビルとして開発された際に、それまで掛けられていたものを譲り受けたものだと伝えられています。商店街を覆っていた構造物が別の場所の記憶を引き継いでいたという経緯は、通りの歩みを考えるうえで興味深い点です。老朽化によって撤去が進み、近々すべてが取り払われるという話もあったようです。実際に天蓋や照明がなくなったあとの通りは、以前より明るく、空の広さを感じる景色になっていたようです。衣笠のまちのなかで横須賀市の商店街案内には、衣笠地区の商店街として衣笠仲通り商店街協同組合や衣笠商店街振興組合が挙げられています。ほかにも、近年は衣笠仲通り商店街ガレリア会館を集合場所とするイベントが行われており、通りが地域の動線や催しの起点として使われていることもうかがえます。2025年には、「三浦一族 ゆかりの地をめぐる フォトツアー」が衣笠仲通り商店街ガレリア会館に集合して実施され、衣笠商店街での撮影や自由時間を挟みながら、満昌寺や満願寺、荒崎海岸などへ向かう行程が組まれていました。商店街が、歴史散策や地域イベントの出発点としても機能している様子が見て取れます。おわりに衣笠仲通り商店街は、かつての店舗街の記憶と、住宅地としての現在が重なって見える通りです。アーケードの撤去によって景色は大きく変わりましたが、古い商店街の名残や、そこで過ごした人の記憶は今も折々に語られています。横須賀の商店街の変化をたどるうえで、静かにその歩みを伝える街角のひとつといえそうです。

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2026/07/27
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智頭街道商店街

智頭街道商店街の入口にある、静かな手入れの景色鳥取市元町、智頭橋の袂にある智頭街道商店街振興組合の事務所を訪れると、まず目に入るのは「Lets.enjoy.CHIZUKAIDO わらべ館通り」と書かれた、色とりどりの表示でした。花のブーケの上に商店街の名前が描かれ、街路の一角にやわらかな彩りを添えています。事務所の玄関横には花壇があり、植え込みや花に水をやる様子が見られました。道路を渡って用事を済ませ、すぐ戻ってこられるような、日々の管理の積み重ねが感じられる場面です。商店街の景観づくりが、特別な演出というより、普段の仕事として続けられていることが伝わってきます。ベンチ、公衆電話、公衆トイレがある休憩の場事務所の隣には公衆トイレがあり、ベンチと公衆電話も備え付けられています。町内会の方々による清掃や手入れが行き届いているようで、周辺は清潔に保たれていました。歩きながらひと息つける場所があることで、通りは単なる通過点ではなく、少し立ち止まれる街角になっています。実際にベンチに腰を下ろして休憩したくなるような落ち着きがあり、商店街の印象を、店先だけでなく周辺の共有空間からも感じられます。こうした整えられた環境は、買い物客だけでなく、近くを通る人にとっても使いやすいものです。花壇やブロンズ像が並ぶアーケード歩道商店街のアーケード歩道には花壇やプランターが並び、花が咲いていました。さらに、小さなブロンズ像も点在していて、道行く人の目を楽しませています。大きな見せ場が前面に出るというより、歩く速度に合わせて細かな見どころが現れるつくりです。街並みの中に花や像があると、通りは少しやわらいだ表情になります。買い物や用事で通るだけの場所でも、足を止めて周囲を見回すきっかけが生まれます。智頭街道商店街では、そうした小さな要素が通りの印象を形づくっているように感じられました。歴史を受け継ぐ街道の商店街鳥取県商店街ネットワークの案内によると、智頭街道は古くからの街道で、かつては上方往来と呼ばれ、参勤交代の道として重要な役割を果たしていたとされています。商店街としての現在の姿の背景には、こうした街道の記憶があります。また、智頭街道商店街は、鳥取大震災と鳥取大火を逃れた国の登録有形文化財・五臓圓ビルを有していることでも知られています。歴史の積み重なりが、通りの空気に奥行きを与えているようです。専門性のある店と文化の気配案内では、商店街には楽器や画材・画廊、高級茶や薬草茶・漢方を扱う専門店が多いとされています。さらに、絵画教室や音楽教室など、趣味や教養に合わせて通う人もいるようです。日常の買い物だけでなく、学びや文化に近い用事が生まれる点が、この商店街らしさのひとつといえるでしょう。近年は「絵画展」や「まち仲コンサート」、鳥取大学などと連携した「因幡の手づくりまつり」も行われてきたとのことです。アートと音楽でつなぐコミュニティというテーマが、通りの表情にも重なって見えます。いまの商店街に残る、手入れの手触り智頭街道商店街は、歴史のある街道筋にありながら、花壇や清掃、休憩設備など、日々の手入れが丁寧に積み重ねられている場所でした。にぎやかさを大きく打ち出すというより、商店街振興組合と組合員、そして地域の方々の協力で、通りの環境を保っている印象があります。歩いてみると、店の機能だけでなく、道ばたの花やベンチ、静かな整い方まで含めて、街の記録として残したくなる景色がありました。智頭街道商店街は、鳥取市元町の街角で、今も暮らしの足元を支える通りとして続いています。

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